「スプーンのあら屋」さんのコーヒーメジャースプーンの販売を始めました
2021年4月30日 12:44 | カテゴリ:お知らせ, 商品紹介
こんにちは、nidoです。
スプーンのあら屋さんの、コーヒーメジャースプーンのお取り扱いが始まりました!
あら屋さんとの出会いは、もう何年前になるでしょうか、、
いろいろなイベントでご一緒したり、私たちのお店が和寒にあった頃には、あら屋さんなど道北の木工作家さんたちに作品の展示をしていただいたりしたこともありました。
私たちも普段から愛用している、あら屋さんのコーヒーメジャースプーン。
先日、あら屋さんの「山」を、はじめて案内していただきました。
旭川の中心部から車で10分ほどの場所に、あら屋さんの山はあります。
あら屋さんの作品は、
ご自身の山から切り出された木から作られています。
山の麓にはあら屋さん一家が暮らすお家があり、工房も兼ねています。
お家の目の前には、小川が流れています。
そこでお子さんたちと魚を釣ることもあるそうです。
「魚の餌にするのに子どもがミミズを掘っていたら、
それを横から鶏が取っていくんですよ」
お家の横にある小屋の扉を開けると、
人懐こい3羽の鶏が出てきて、
自由に敷地を歩き回っていました。
小川を渡って、山に入ります。
山の奥の方からは、
キツツキが木をつつく音が聞こえてきます。
冬を越えた山には、
雪の重みに耐えきれず折れた枝が
そこら中に落ちています。
それらはあら屋さんのお家の大事な薪になるそうです。
「この木はまわりの木を元気にする木なんですよ」
「この木はネズミに皮を食べられてしまってますね。
もう長くはないかな」
どの木を切り、どの木を残すか。
あら屋さんにとって、山の管理は大事な仕事です。
一本一本、木に触れながら、
具合を確かめていきます。
木を見つめるあら屋さんの眼差しは、
大事な子どもを見守るような
優しくてあたたかい眼差しでした。
あら屋さんは、
「木工作品をつくる人」ですが、
「山とともに生きる人」でもあります。
山での暮らしの中から生み出されるあら屋さんのスプーンを、
私たちのお店でみなさんに見ていただけることを
嬉しく思います。
どうぞ店頭でお手にとってご覧ください。