オーストリアにて感じたこと。【雑貨買い付けの旅2016】
2017年5月24日 16:42 | カテゴリ:旅のこと, 雑貨買い付けの旅2016
こんにちは。nidoです。
おもむろに、買い付け旅のご報告、再開です。笑
今回初めて訪れた、オーストリアのウィーン。
その第一印象は「スマート」。
小綺麗とでもいいましょうか。
でも、そんなスマートな街においても、
やっぱり心落ち着くのは、
古道具屋さんとか、リサイクルショップとか、
整然としていないごちゃごちゃしてる場所。
あと、大好きな映画『ビフォア・サンライズ』の撮影でも使われた
「カフェ・シュペール」に行けたことも、感激でした!
そういえば、ウィーン滞在中にこんなことがありました。
ホテル近くのスーパーでバナナを買ったときのこと。
ムコウのスーパーでは、野菜や果物は、
自分で重さを計って、値段をつけてからレジに持っていくのですが、
それをせずにレジに持っていってしまったんです。
そしたら、レジのお姉さんが果物売り場にバナナの値段をつけに行ってくれたのですが、
それが明らかにキレたご様子で、
レジに戻ってきたあともかなりキレ気味の対応。
私たちの後ろに並んでいたお兄さんも、苦笑いをしていました。
以前、何かの映像で見たことがあるのですが、
オーストリア人の女性と日本人女性の対談で、
「日本人はすごく人の目を気にするけれど、オーストリア人はどう?」
という質問に対して、オーストリア人の女性が、
「全然気にしない。むしろ、そういう人がいるんだっていうことに驚いた。」
と答えていて、衝撃を受けた記憶があります。
さらに、その女性は、
「ウィーンの人は気分屋な面があるけど、意地悪なわけではなくて、そういう文化なの。
自分の機嫌通りに人に接することに抵抗がない。」
とも言っていました。(もちろん個人差はあるのでしょうが)
あのレジのお姉さんも、
次に行ったときには、きっと普通に挨拶をしてくれたのだろうな。
(ビビってもう同じお店に行けなかったけど。笑)
日本だったら、体調が悪かろうと、気分が乗らなかろうと、
仕事は仕事、ちゃんとしなきゃいけない、と考えがちです。
でも、人間の「むら(斑)」みたいなものを許容できる社会のほうが、個人的にはいいなあ。
そういう部分にこそ、魅力や愛おしさってあると思うから。
この旅の記録だって、読み返してみると、
なぜにそんなにテンションが高いのか、と思う記事もあるし、笑
同じようにテンションをキープしようと思ったら、
それはそれは不自然なことになると思うわけです。
だから、記事の更新も不定期で仕方ないのだ、というふうに思っています。笑
さて、話はがらっと変わりますが、
来月、苫小牧にて素敵なイベントに出店させていただきます。
素敵な出店者さんたちに囲まれて、
想像するだけでもむずがゆいわけなのですが、
オーストリアで出会った雑貨たちもお持ちしてお邪魔いたします。
イベントは6月2日〜4日の開催ですが、
私たちのお店は2日と4日の出店となります。
online shopやInstagramなどにアップしている商品で、
気になる物がありましたらイベントにお持ちしますので、
お気軽にお問い合わせください。